チラシデザインを作成する際、感覚的に様々な要素を組んでいくと思われがちですが、ある程度の法則にしたがって作成をすれば、効果的なデザインに仕上げることができます。今回はセミナー告知のチラシを見本に様々なテクニックをご紹介していきたいと思います。
チラシを見る時、上から下に目線が流れていくように、ある程度の目線の順を追っていきながらデザインを考えていくと、効率的なデザイン制作が行えるだけでなく、チラシを手にとるお客様の気持ちを考慮しながらそれぞれの要素をバランスよく配置することができます。
まず興味を引くインパクトのあるキャッチを考えてみましょう。集客を目的としていますので、誰に向けたセミナーなのか、ターゲットとなるお客様の心に刺さる言葉を考えます。
チラシには文章で伝わることとイメージで伝わることがあります。この2つの要素をうまく組み合わせて、より効果的なチラシデザインに仕上げてきましょう。イラストを起用ことで親しみやすさを強調することもできます。色の数が絞り込める画像が選択できればより全体がまとまりやすくなります。
引用:istockphoto
チラシを作る時は、内容に合う書体を選びましょう。なるべく使用する書体の種類を多用せず、2つ、3つ程度に絞っておくと読みやすいチラシに仕上がります。ゴシック体は読みやすく、キャッチフレーズや開催日など、遠くからでも認識させたい情報に適しています。明朝体は記事などの長文に適しており、また高級感を演出したい時に使用すると効果的です。そのほか、丸ゴシックや毛筆フォントなどもありますので、セミナーの内容に応じて使い分けていきましょう。
キャッチフレーズと全体イメージが決まれば、あとはその他の要素の配置を決めていくだけです。セミナー告知のチラシであれば、講師の顔写真、セミナー会場のアクセスマップ、開催日などがあります。
セミナーに関する具体的な情報は
上から下に以下の順番(配置の一例)で配置していくと綺麗にまとまります。
メイン情報
・キャッチフレーズ
・内容についての説明
その他の情報
・日程・時間
・開催場所
・申込みについて
・費用と定員
下部
・アクセスマップ
・詳細についてのHPアドレス
・主催者情報
作成した原稿をデザインしていきます。完成のデザイン案。
セミナーのほか、説明会やイベント告知にも同じ流れでデザインを考えることができます。今回の例を参考に是非チラシ制作に役立ててください。