株式会社アルテソリューション
 

いよいよ来年東京オリンピックをひかえて、外国人観光客の来日者数も増加傾向にありますが、インバウンド対策に悩む企業や商業施設は多いのではないでしょうか。ホームページで告知することも必須である今日ですが、HPコンテンツの多言語化や同時翻訳機を駆使してしっかり対応に備えておきたいものです。チラシもまた、商業施設や観光地を訪れる観光客に、現地でしか入手できない新しい発見をもたらすツールとして活用することもできますので、WEBとは違った視点で宣伝すれば思わぬ効果を発揮してくれるはずですし、ネット社会でこそ上手にチラシを集客に活用したいところです。そこで、チラシ制作でインバウンド対策において気をつけたいことをご紹介したいと思いますので、是非ご参考にしていただければ幸いです。

外国の文化を理解しておこう


文化が異なればチラシデザイン1つで全ての人に同じ効果を得ることは難しいかもしれませんが、不快に思われる可能性のある情報だけを理解していれば大きな問題になることはありません。。訪日外国人は基本的に日本が好きで訪れているので、深刻に悩む必要はありませんが、例えば手で何等かのジェスチャーをしている写真を起用する場合、外国でどのような意味を持つものか一度調べておくと良いでしょう。また、簡単な外国語の挨拶やハラルフード(イスラムの教えで許されているという意味のアラビア語)についても理解しておくだけでも、いざという時に「おもてなし」の心がしっかり伝わり、きっと接客対応の際に役立つことでしょう。

外国人向けと日本人向けは別々にデザイン作成する


海外に比べ、テキストが多い日本のチラシの作り方は外国人からすれば無駄な情報と捉えてしまうケースが多く、チラシの言語切替だけでは制作者側の自己満足で終わる可能性があります。どのコンテンツが訪日される方が関心を持つコンテンツかしっかり選別し、場合によっては写真を大きく、そして説明文を簡略化することでよりインパクトのある外国人ウケのいい効果的なチラシができます。例えば詳しい情報はホームページで閲覧できるようにしておくなど、よりシンプルにすることで効果的なチラシデザインに近づけることができます。

大げさな和風漂うテイストが丁度いいデザインになる場合も


海外で日本といえばサムライや忍術と答える外国人は珍しくありません。SNS等、だれでも情報発信できる現在ならこの認識は以前に比べ変わってきているかもしれませんが、その国ならではの先入観イメージがあります。日本でしか体験できないことを求める気持ちは海外を訪れる私たちも同じ気持ちかもしれません。少し大げさに和風テイストを盛り込んだチラシデザインなら日本に飢える訪日客には絶好の効果を発揮するはずです。

まとめ


視点を変えれば日本は私たちが住み慣れている国以上に魅力的なところです。何気ないジュース自動販売機ひとつだけでも海外の人々にはとても珍しく、中国などのIT先端技術に押されつつも、私たちの身の回りには外国人を感動させることができる要素で満ち溢れています。海外の文化や価値観をしっかり理解し外国人集客をより成功させて、2020年東京オリンピックの経済効果のチャンスの波に乗りましょう。

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