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チラシデザインのための見落としがちな上達のノウハウ

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 チラシデザインのための見落としがちな上達のノウハウ

チラシデザインはデザイナーに頼まなくても自分でできると思ったことはありませんか。実際、チラシデザインは基本的な規則に従っているだけで見やすく、バランスが整ったデザインに仕上げることはできますが、経験を積んでいてもしばしば思い通りのデザインに出来上がらないことがあります。今回はデザイン制作においてつい見落としがちになる重要なポイントを紹介したいと思いますので、デザイン制作に躓いた際は是非参考にしてみてください。


原稿を作る


デザインを作成する前に原稿を作成します。原稿を準備せずデザインに取り掛かる方もいますが、原稿がないと作業途中で迷子になりがちで効率的ではありません。原稿を作成する事でターゲットが明確になり、次のステップで使用するカラーやフォントを決める手助けにもなります。キャッチフレーズ、本文、商品数、商品説明等からイメージを膨らませていくことで理想のデザインに近づけることがきます。


余白を揃える


余白は何でもないように見えますが、文字、写真と同じくらい重要な要素といっても良いでしょう。情報が盛りだくさんのチラシであるほど、余白は重要な役割を果たし、読みやすさを改善するためも、必ず余白を揃えるようにしましょう。また、余白は全体バランスの改良だけでなく、ブランディングイメージを表現する上でも欠かせない要素であり、実際、デザイナーにとっても余白は扱いがとても難しい要素なのです。余白を制するものがデザインを制すると言われるくらいですので、是非余白を気にしながらデザインを作成してみましょう。


プロ仕様のフォントを使用する


プロ仕様のフォントを使用してチラシデザインを作成しましょう。本格的にはじめるならモリサワフォント、フォントワークスが有名です。また、Photoshop CCやIllustrator CCを使用しているならAdobeFontsもおすすめのツールです。Adobe Creative Cloud で提供されているAdobe Fonts なら高品質なフォントが多数のフォントから選択できるだけでなく、インストールとフォント選びが簡単ですので、初心者にとってもチラシデザインにぴったりの高品質なフォントを見つけることができます。


写真レタッチでカラーバランスを整える


写真レタッチも見落としがちな重要な作業のひとつです。カラーを整える上で理解しなければならないことは画面でみる色と印刷物の色は見え方が同じようでもまったく異なるということです。画面でみるカラーはRGBカラーと言われ光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」で混ぜれば混ぜるほど色が明るくなります。RGBは白色に近づいていくため『加法混色』と呼ばれています。一方、印刷物の場合はCMYカラーとなり、「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)」となり、混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。PhotoshopなどのソフトでCMYKに対応しているレタッチソフトを使用しながらしっかり色のバランスを整えていきましょう。


遠くからチラシデザインを眺めてみる


チラシの配布方法は様々ですが、手に取る人はあなたのチラシデザインを少し距離をおいたところから目にすることがあるかもしれません。遠くでみても手に取りたくなるチラシデザインこそ効果的なデザインですので、是非一度遠くからデザインを眺めてみましょう。キャッチフレーズ、画像と文章のメリハリとバランスの改善に役立ちます。また、画面で見るだけでなく、必ず印刷して一度遠くにおいてチラシを眺めてみましょう。色校正の出力に対応している印刷業者もありますので、実際の色の仕上がりで見ると印象もガラッと変わります。


まとめ


いかがでしたでしょうか。どれも重要な要素ですので、ひとつ見直すだけでもデザインを改良することができます。チラシデザインを自分でやってみているけど、なかなか思い通りのにならない方は是非上記のポイントを踏まえてチラシデザインを見直してみてください。