今回はチラシデザインの基本についてご紹介いたします。
では、どのようなチラシデザインが効果的なのでしょうか。
チラシが目に留まった人が「何だろう?」「気になる!」と思えるチラシデザインに仕上げることで、自分が伝えたいことを最後まで伝えることができます。
チラシを作成する前に、まずは自分が伝えたい情報を「何を」「誰に」伝えたいのかをよく考える必要があります。
それでは、見る人が最後までチラシを読んでくれるチラシデザインのポイントを一緒に見ていきましょう。そのため、一目で見る人の印象に残るチラシデザインにする必要があるのです。
人はチラシを見て0.5秒で内容を読むか読まないかを決めてしまうと言われています。
チラシを見た時の目の動きを「アイフロー」と言い、縦書きならZ型、横書きならN型に伝えたい情報を配置することで、より見やすくストレスなく情報を伝えることができます。
伝える情報もただ盛り込めばいいだけでなく、情報を「まとめる」「分ける」「揃える」ことが重要です。
例えば、文章や図の端を揃えるだけでスッキリとした印象にすることができる他、情報の重要度で色を分けることで、チラシを見る人が情報を記憶しやすくすることができます。
全く同じデザインのチラシでも、文字のデザインであるフォントを変えるだけで印象が大きく違ってきます。
私たち日本人に馴染みのあるフォントは「明朝体」や「ゴシック体」です。
ぱっと見でインパクトのある情報を伝えたい場合は、読みやすい「ゴシック体」がおすすめですが、誠実さを伝えたい場合は「明朝体」が適しています。
また伝えたい情報のイメージから、柔らかい印象のある「手書き風フォント」などにすることも効果的です。
写真やイラストを使うことで、チラシを見る人に情報を瞬時に記憶させることができます。
例えば演劇のチラシなら、主役やヒロインを中心に役者の写真を大きく見せたチラシデザインにすることで、一目で演劇のチラシだと見る人に理解させることができます。
イラストを使うことで柔らかな印象を読者に与える以外に、何を伝えたいのか具体的にイメージしやすくサポートすることができます。
限られたスペースで伝えたい情報を伝えなければならないチラシのデザインは難しいように感じますが、今回ご紹介した3つのポイントを意識してチラシをデザインすることで読みやすいチラシを作ることができます。
見る人がストレスなく「何だろう?」と思ってくれれば、チラシを最後まで読んでもらうことができるので、色や写真・イラスト、フォントなどを工夫してチラシをデザインしてみましょう!